本日もありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

動画制作会社のインターン、スタジオ<ナレーション録音の現場>へ

こんにちは。インターンの根本です。

 

今日、「アクエリアム」というスタジオに行ってまいりました。

インタナシヨナル映画会社とたいへん付き合いの長い(約30年も!)会社です。

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このブログでもかねてより強調してきましたが、

インタナシヨナル映画会社は海外広報に力を入れてる動画制作会社です。

日本の文化や技術を海外に向けて発信するという意図の動画もよく作っております。

今回、私は、その動画にナレーションを録音するところへ、お手伝いにそこへ参りました。

 

このようなスタジオに入るのは初めてな私でしたが、まず最初に目を見張ったのは、

ナレーターさんの地声とナレーション用の声とのギャップです。

「おお、すげー!!」と胸のうちで叫びながら、これ絶対ブログ書こうと思いました(笑

さて、さすが海外広報とだけあって、日本語、英語、アラビア語、中国語、それにアラビア語と

多様な言語フォーマット完成のために、各言語のナレーターさんにお越し頂きました。

 

中でも、印象深かったのはアラビア語のナレーション録りです。

まずアラビア語ってどんな感じかご存知ですか? そう聞いときながら、私もチンプンカンプンですが(笑)

※実際のナレーション原稿ではありません。

※実際のナレーション原稿ではありません。

これ、右から左へと読みます。

しかも、ふつーにWordではアラビア文字に対応できないので、

PC上でスクリーンショットして、それをPhotoshopとかで加工して、 ナレーション原稿を作ったりして、

弊社のスタッフでも未だに「魂が吸い取られるような作業」という声を漏らすものがいるほどです。

私も一回だけ試しに、練習で先輩に教わりながらWordにコピペしてみたことがありましたが、挫折しました(笑)

 

 

アラビア語をナレーションして頂いたのは、諸岡カリーマ・エルサムニーさんです。

獨協大学や慶應義塾大学でアラビア語教師として教鞭をとり、他にもコラムニスト、アナウンサーとしても活動されてる方です。

そんなアラビア語をいざナレートしてもらうと、またもや「壁」が!

カリーマさん以外、アラビア語が動画と合うように適切に発音されているのかを、確認することはできません。

尺に合わせて、読み上げる文章は数字で割り振られていますが、 発音などの方は、彼女自身に何度も確認して頂きます。

また、どうやらアラビア語は日本語より文章の幅を取る言語らしく、つまり、字余りしやすいようです。

そのため、ある程度はナレーターの方にセリフをカットしてもらい、リトライをするという形になります。

アラビア語のナレートをして頂きました。

アラビア語のナレートをして頂きました。

以前、「Spotlight Movie の動画制作依頼から完成まで」の回で、アニメ『SHIROBAKO』の画像を使わせて頂きましたが、

ナレーターさんのための部屋を見て、あのアニメを連想せずにはいられませんでした(笑)

いわゆる、アニメ声優さんがアフレコで使う環境との相違点は多少あるそうですが……。

 

 

そして、ぐっとくる言葉がありました!

「9番(読み上げる項目の番号)、もう一度ください」

「じゃあ、それ(ナレーターの声)もらっちゃいましょう」

  この台詞、『SHIROBAKO』もそうですが、テレビとかで、アフレコのシーンで時々耳にしませんか。

とにかく、あの台詞を生で聞けたことに感動しました。

声って「ください」と言って、「もらう」ものなんだな、って。

「読んでください」と言って、「録れました」となるものではない。

強いてそれを言葉にするなら、

「全員、その場では同じ目的を持ち、よりよいものへと追求するからこそ生じる尊重」が、

そんな気持ちの良い雰囲気を作ったのかなと思いました。

動画の尺に合わせて、ナレーションが入る。

実際に動画とナレーションを重ね合わせて、原稿を修正したり、ある部分は巻いて読んでもらったり、

読み上げるタイミングを再検討したり、編集したり……

そうやって “間” の取り方を皆さんで一丸となって模索して、

よりよくしていく様がそこにはありました。

静かな興奮すら覚えました。

実際にその場にいたからこそ、しみじみとそう感じられたのかもしれません。

動画の尺とナレーションがしっかり噛み合っているかなどを監督。

動画の尺とナレーションがしっかり噛み合っているかなどを監督。

 

監督さん、スタッフ、ナレーターさん、皆明るく親切な方々でした。

本日はたいへんありがとうございました。 これからもよろしくお願いいたします。