車椅子バスケットの試合を撮影しました

車椅子バスケット東京大会

 

1/31日、蔵野総合体育館で東京都身体障害者スポーツ協会の主宰する、第16回東京都障害者スポーツ大会の車椅子バスケット大会が開催されました。私は東京都より依頼を受けている、海外から訪都される外国の方向けのCM映像製作のワンカットの撮影で、この大会に出かけました。

私は車椅子バスケットボールを見るのは始めての体験でした。最近は企業などのCMでも車椅子バスケットの選手が撮影されることもあり、情報や知識の中ではイメージはあったのですが、試合はそれらのCM映像から垣間見るスポーツとは別物に見えました。率直な感想を言えば、「激しい」「闘争心むきだし」「スピードが速い」「対戦時間が長い」というものでした。それはスポーツを形容する言葉と同一のものでした。もっと言えば、車椅子という金属の塊がぶつかり合い、その音と、倒れる車椅子、必死に立ち上がりゲームに戻ろうとする選手、周りは倒れこんだ選手とは無関係にゲームは進んで行く。ディフエンスがその間は一名減になり攻める方はチャンスになります。行く手を阻むのもぶつかり合い、格闘技とも思えるシーンの連続でもありました。倒れこむ選手を見てもかわいそうなどという発想は全く浮かびませんでした。早く立て、攻められているぞ、との思いの方が大きかったと思います。

日本のスポーツは、大きな大会に向かって、日本で障がいのある方々のスポーツがクローズアップされることが多くなり、スポーツの認知度も上がってきています。しかし、今回体験したスポーツ観戦の面白さは、その情報のイメージとは全く違うものです。このスポーツを巨大大会の一過性のブームで終わらせるのではなく、幅広い層がスポーツとして観戦を楽しめるものにならないかと思いました。

ともすれば雰囲気の中で踊ってしまいがちな私たちではありますが、新たなスポーツとして車椅子バスケットがファンを掴むことが大切だし、その価値と面白さのあるスポーツだと感じた撮影取材となりました。

選手は本当にいい顔をしていました。撮影にご協力をいただいた関係者の方々に感謝をいたします。

 

記hirashita