あけましておめでとうこざいます。

新春だから2016年はどう変わるか、などと私も考えてみた。私たちの生業である映像は、VRという新しい表現方法が話題になる年だと思う。VR (バーチャルリアリティ)は、2016年、まずはゲームの世界で新たな表現として注目されると思う。このVRの世界で私が注目しているのは、目でマウス操作を行える画期的なアィディアを実現しつつある人とディバイスだ。その人は、小島由香さん・FOVE代表取締役 / 共同創業者である。FOVEは目の動きで仮想世界を自在に操作する、世界初の視線追跡型VR用ヘッドセット「FOVE」を開発中の会社である。小島さんはソニー・コンピュータエンタテインメントのゲームプロデューサーとして、プレイステーション3、PSP、プレイステーションVita、Move向けゲームの製作に参加し、このアィディアを持って独立を果たした。彼女の思いは、VRゲームを対象にした技術開発だったと思う。しかし、このヘッドセットが全国の注目を浴びたのは、寝たきりの老人が、孫の結婚式に参加したいとする思いを実現したことである。1990年代から米国ではハンディキャップを対象にしたPC開発、アプリ開発が進んでいた。電子Mailの開発は、盲目の方々のコミュニケーション能力を躍進させた、長距離の意思疎通は電話・手紙であったものが、メールという双方向のコミュニケーションを可能にした。そしてそれが携帯電話のメールとなりメールは持ち歩けるディバイス開発で、電話のようなコミュニケーションを可能にしている。つまり技術の発展はとてもユニバーサルなコミュニケーションを可能にしてゆくのだ。

さてFOVEに話を戻せばゲームのディバイスであったヘッドセットが、寝たきり老人の結婚式参加という仮想体験を可能にしたのだ。単にビデオ映像を流すのではなく、祖母の視線が新郎新婦を追い、会場の中を追うのだ。それも視線を向ければ、360度の映像が手に入り、音声もつながるのだ。FOVEはこの経験を受けて、自分たちのディバイスで、失った能力を身につける人がいることを体験したのだ。技術は人の喜び、不可能を可能にした時、本当の意味で世間に受け入れられるのではないかと思う。インタネット社会はshareとFreeで結ばれる世界である。このコセプ上にまず開発した技術を乗せてこそ、新たな世界は広げるのではないかと思う。寝たきりの祖母の仮想体験は、そんなことを実感させるできことであった。こんな時代が2016から始まる世界ではないかと思う新年であった

東京都渋谷区 原宿で動画製作の最も経験のある

インタナショナル映画

記hirashita