原宿ってなんだろう?

先週、漠然とこんな疑問が湧いてきた。周りの人に聞けば、「原宿はJRの駅周辺、表参道は地下鉄の駅周辺」という人もいれば、「原宿は竹下通り」という人もいる。ちなみに原宿という町名はない。

原宿という町名があったのは、昭和40年まで。その年の住所表示変更以来、行政的には存在しない町名である。それ以前は、現在の神宮前1〜4丁目が原宿町・竹下町となっていた。何時から原宿が地名として存在したかを調べると、明治初期には原宿村の記載がある。江戸幕府開幕前50年前にも記載があり、旅人の宿場町であったようだ。

さて、現代に話を移せば、多くの人が「原宿」という場合、どこを指しているのだろうか。渋谷にある映像製作会社である当社には、撮影依頼で「原宿を撮りたい」という人がいる。それが、表参道を指しているのか、竹下通りを指しているのか、話を聞くまではわからない。

このように原宿は、銀座のように町名と一致しない町なのである。しかし、都市ブランドとして知名度は全国い。そして、原宿はその呼ぶ人によって、範囲が違う不思議なエリアであると思う。10代の女の子にとって原宿は竹下通りだし、20代以上には、表参道が原宿エリアであると思う。都市ブランドとして、その人の年齢、体験、興味により、イメージが分かれる不思議な地名だと思う。表参道と竹下通りではショップのイメージも集まる人も違うと思う。また、裏原地域もまた独特の個性を出している。

原宿とは不思議なエリアである。そんな神宮前に拠点を構える当社も、スタッフの個性により考え方、興味も違うまさに原宿的会社である。ご興味のある方はご連絡を。

 

記 hirashita