1964年 オリンピック 聖火の点火リハーサル - YouTube

動画に適したピクトグラムデータ?

鈴木です。
前回は情報をシンプルに映像で伝える手段、「ピクトグラム」を使用した動画制作について書いてみましたが、その続きです。

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そもそもピクトグラムは、言語表現無しの画像のみで瞬時に情報を伝える手段です。近代日本では1964年の東京オリンピックで訪日する外国人に、競技種目や施設をといった情報をいかに伝えるか?という課題解決の手段として活用が考案されました。IOCから日本における外国語の対応について懸念の声が挙がっていたそうです。そんな中、故 勝見勝さんをリーダーに故 田中一光さんや故 福田繁雄さんといったグラフィック界の重鎮によるチームが結成され、彼らが腕を振るうわけです。今回調べてみましたら、勝見さんが、その後に広く活用されることを鑑み、著作権を破棄する指示を出したという記述も見受けられ、その志にあらためて尊敬の念を強めた次第です。
今回は、ピクトグラムを動画で活用するにあたっての留意点です。
ピクトグラムのデータを動画に活用するにあたって、フリーライセンス素材を活用することが考えられます。WEB上で配布・販売されているデータの中から、イメージや全体の統一感を考えながらピクトグラムをピックアップしていきます。モチーフが特殊な形状の商品であったりすると、一から作成してしまいますが、通常の生活の中にあるものでしたら、大概は既存データの活用が可能で、納期がお急ぎの場合、作業時間の短縮にもつながります。その選択する際の判断基準として、ピクトグラムのファイル形式がAdobe illustlatorで扱えるベクタ形式(点と線の情報を元にしたデータ)であるか?があります。 拡張子は.aiや.epsになります。
WEBデザインのひとつとして使用する場合は.gif等の画像ファイルでも大丈夫かと思いますが、動画で使用する場合、動きの表現として拡大を行う可能性もあります。その場合、ピクセル数が少ない画像データの場合、エッジ部分のピクセルが階段状に荒れてしまう恐れがあります。下記、このサイトを運営しているインタナシヨナル映画のシンボルマークを例に、ピクセル数での違いをご覧ください。ピクセル数が少ない場合、拡大すると右のようになります。
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これを回避するには、どれだけ拡大しても荒れないベクタ形式の素材が準備できれば安心です。印刷ほどシビアではないのですが、動画制作の現場でも同じように留意すべき点です。
また、ピクトグラムの一部を動かす必要が有る場合も、ベクタ形式ですとパーツごとの編集が容易です。動画制作以外でも、皆様がPowerpoint等でプレゼン資料を作成する際に使用するロゴマークや画像のレイアウトや、アニメーションを付加する際も同様ですので、ご参考にしていただければ幸いです。ピクトグラムを活用した動画制作も、東京都渋谷区の動画制作サービス【スポットライトムービー】までご相談ください。